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勝間さんが断捨離?

kindleのお買い得本のページで『2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム』勝間 和代 著について初めて知りました。
最近、勝間さんを前ほど見なくなったと思っていたのですが、相変わらず書籍を出されていたのかと思いました。

勝間さんの本は何冊か本は過去に読んだことはあったのですが断捨離について書かれているのを見たことがなかったので、どんな断捨離をされているのか気になってすぐにキンドル版で本を購入してみました。

アマゾンのレビューの評価も高かったので期待して買いました。

一時間ぐらいですぐに読み終わる本ですがとても良い断捨離本だと思いました。

今までも断捨離や掃除本が好きでよく読んできましたが、こちらの本は男性にもおすすめできる本です。

勝間さんは女性ですが、バリバリ働いている上に自転車やバイクや家電が好きという男性的な方なので男性にも参考になる本だと思いました。

本には数枚ですが勝間さんのご自宅の写真が数枚載っています。
もっとたくさん写真が載っていたらおもしろかったのにと思いました。

勝間さんのブログに写真がありました。
勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!! 今年の自分への誕生日プレゼントは「断捨離した家」でした

勝間さんはなんでも合理的に考えシステム化される方なので、今までみた断捨離、掃除本とは少し違った切り口で書かれていて新鮮でした。

勝間さんがどのような手順で断捨離を行っていったのか細かく書かれています。

勝間さんは徹底的に持ち物を少なくして家事にも力を入れるようになったらしいです。
料理はオーブンレンジを二台、マイコン鍋を使ったり、お掃除はルンバを使ったりと家事家電をさくさん利利用していてちょっと男性的です。

ツイッターをみてみたところ、作ったご飯を撮影してアップされていました。

勝間さんの家事情報が普通の女性とはひと味違うので勝間さんのツイッターやブログをこれからチェックしていきたいと思いました。

断捨離して彼氏が?

後書きには彼氏ができたと書かれていました。
よく断捨離するといいことがあると聞きますが勝間さんもそうだったらしいです。

とても前向きな断捨離本で読んでいて楽しかったです。
今まで他の断捨離本を読んできた人にもおすすめできる勝間さんらしいひと味が違った断捨離本です。

キンドル本で読んでハイライトをつけたところ

あまり載せてしまうと著作権に関わってきそうなので、ためになるところを一部抜粋してみます。

とにかく、「ふだん使っているもの以外は原則捨てる」というルールを作りました。

愛用している2割のものはボロボロ ・使わない8割のものは新品のままスペース占有  という状況に置かれていることが多いのです

私も気がつくといつも同じ靴とバッグを使い、それが古びてきても使いやすいので使い続けているという状態なのでこれは納得しました。

活躍しているものたちには、もっとお金とスペースを配分し ・活躍出来なかったものたちは、捨てるか、活躍先を探す

これも納得です。
よく使っているものに限って安物で、高いお金を出して買ったものに限って使いにくくて使わず、そして処分できずに家で眠っているものは多いです。

私は常々、「目標」を達成するには、努力や意志の力ではなく、「仕組み」を作ることが大事だと言ってきました。

こんな一文が出てくるのが勝間さんの本らしいです。

これまで通販に頼りがちだった買い物も、無駄なものを買わないためにも、なるべくリアル店舗で実物を見てから買うようにしようと変えたことで、地下鉄に乗ったり、荷物を持って徒歩で帰るということも増えました。

一時、私は洋服を通販でよく買っていましたが、失敗することが多いので洋服を通販で買うことはやめました。

つまり、片付け、ダイエット、お金は、みな同じ話で、InとOutの管理こそが大事なのです。ですから、いったん大きな断捨離をしても、凄腕の収納のプロにきっちり片付けてもらっても、その後のInとOutの管理ができなければ、結局、元の状態に戻っ

これも勝間さんらしい表現です。
片付けについてもビジネスぽい語り口調なのが勝間さんらしくておもしろいと思いました。

 

使用頻度が高くて小さいものであれば迷わず買い、使用頻度が低くて大きいものは買わない。使用頻度が高く大きいもの、使用頻度が低く小さいものは、再度、熟考して決定すべきでしょう

すべての身の回りのものに「適正在庫水準」をイメージすることが

普通の断捨離本にはない勝間さんらしい表現がたくさん出てきておもしろかったです。
普通は片付けの専門家が書かれた本がほとんどなので勝間さんのような一般人の感覚で片付けについて説明されると納得できます。

 

レシピ本なども見ません。料理は、総重量と、塩分と、温度設定が頭に入っていれば、だいたい作れます。 たとえば、出来上がりの総分量に対して0・8%くらいの塩分にしたい。となると、煮ている間に水が10%くらい飛ぶから、一番最初の総重量の0・7%くら いの塩分を入れればいい。

また勝間さんらしい料理のことなのに数学のような表現が出てきました。
水島弘史さんのロジカルクッキングを参考にされているそうでちょっと調べてみました。

私は過去にこの方の肉の焼き方の本を見たことがあります。
うーんこの方だったのかと思いました。
私も参考にしてみようと思います。
水島弘史さんのロジカルクッキング

 

収入を上げることで1~2割幸せになるのはとても大変です。そう考えると、自分や家族の幸せのために、お金を1万円多く稼ぐのと、片付けや家事を1日30分多くして快適な家を保つのと、どちらがいいのかという話です。

 

今まで、家事に多くの時間を割こうとは全く思わなかったですし、最低限でいいと思っていました。しかし、片付けや家事をきちんとやることで、ここまで幸せになると分かってからは、私の推奨は、「趣味=家事」

あのキャリアウーマンの勝間さんが最後のほうで家事の重要性を説いています。
勝間さんは影響力がある方なので家事だって重要なのよとあちこちで言ってくれれば専業主婦の立場もよくなるのではないかと思います。

 

もし、人生がうまくいかない、恋愛もうまくいかないし、収入も上がらないし、肥満も直らないと思ってい る人がいたら、まずは「片付け」から始めて、人生をリセットしてみませんか?  ずっとあきらめていた恋人まで手に入った47歳のおばさんである私が言うのですから、間違いありません‼

私なんかからすれば勝間さんはすでに何でも手に入っている方に見えますが恋愛が成就されてあとがきを読む限り生活が変わってとてもウキウキされているようでした。

やっぱり断捨離は人生を変えるのかと思わされる本でした。

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